近頃は性別に関係なく「冷え」に悩む方が多いですね。冷え性は女性に多いイメージがありましたが、男性でも寒さ対策をしている方を多くみます。

冷えの原因はさまざまです。
食事内容や睡眠時間などの生活習慣の乱れによるもの。冷房や服装など。ストレスの影響や、ホルモンバランスの変化によるもの。筋肉量や、日中の活動量など。

人それぞれ「冷え」の要因となるものは違うと思いますが、ヨガによる冷え改善は大半の人に効果があると思います!
今回はそんなヨガによる冷え改善について説明します。

呼吸+全身運動で血行促進!

ヨガでは呼吸を大切にしています。身体を動かす時は呼吸のペースに合わせて行いますし、ポーズのキープ中も呼吸は止めません。ちょっと頑張るポーズの時も、呼吸の力を借りてチャレンジします。

このように呼吸をしっかりしながら身体を動かすことで、全身に酸素が巡り血行も良くなります。

両手を大きく回し上げることで肩周りや背中をほぐしたり、普段あまり伸ばさない体側や腰回りもしっかり動かしていきます。
普段は乗り物移動が多くてあまり歩かない方やデスクワークをされている方は、足の筋肉を使わないことによって血流が悪くなり、冷えの原因となっていることがあります。ヨガとストレッチやピラティスの違いの1つに、下半身をしっかり使うことがあります。足を使って身体を支えるポーズは足の筋肉をしっかり使うことができます。足の筋肉を収縮させることで下半身の血行促進の効果がありますし、太ももの大きな筋肉を使うことで代謝をあげることも出来ます。

また、時には逆転のポーズを行って下にたまった余分な水分(むくみの原因)や老廃物を上に戻すことも行います。日常的に身体を動かす習慣のある方は下にたまらずに巡っていますが、あまり身体を動かさない方は重力のままに下にたまりがちです。さらに逆転のポーズには、重力によって下にさがった内臓の位置をもとに戻す効果もあります。内臓が本来あるべき場所に整うことで内臓機能が正常になり、冷えやむくみの改善にもつながります。

筋肉を使ったり伸ばしたりして刺激する

筋肉不足が「冷え」の原因の1つにあります。
男性よりも女性のほうが「冷え」に悩んでいる人が多いのも、女性のほうが筋肉量が少ないからです。

筋肉の動きによって血流が促進されます。また筋肉自体の発熱作用もあります。その筋肉が足りていないと「冷え」を感じやすくなってしまうので、筋肉不足に心当たりのある人は意識的に筋肉量を増やした方がいいです。

とはいえ、いきなりハードな筋トレをするのはかなりハードルが高いと思います。そこでおすすめなのがヨガです。きつすぎる事もなく、でも全身の筋肉を効率よく活性化できます。筋肉を硬くして(縮ませて)使うやり方と、ストレッチのように伸ばすやり方の両方を行うので、柔軟な筋肉を作ることができます。

「冷え」の改善のために筋肉を使って活性化させたいけど、運動はあまり好きじゃない。そんな方はぜひ一度、ヨガをやってみてください。

ストレス解消・リラックス効果

ストレスでも「冷え」は悪化します。

なぜなら、ストレスを感じると交感神経が優位になるからです。
交感神経が優位になると血管が収縮されるので血流が悪くなります。それにより「冷え」を感じやすくなってしまうのです。

交感神経副交感神経

自律神経は”交感神経”と”副交感神経”の2つからなります。
交感神経は日中の活動時や緊張したりストレスを感じた時に優位になり、
副交感神経は夜の就寝前や睡眠時、リラックスした時に優位になります。

ヨガのリラックス効果で副交感神経を優位にすることで、全身の血流がよくなります。また副交感神経が優位になることで内臓機能も活性化するので、全身の血行も良くなりますね。
ストレスは血流にも内臓機能にも影響を及ぼしますから、ヨガでストレスケアしてつらい「冷え」を解消していきましょう。

ヨガでできる「冷え」対策

  • 全身の血行促進
  • 筋肉量UP
  • ストレス緩和

この3つのヨガの効果によって、つらい「冷え」を改善できます。
もちろん、湯船につかったり衣類を調整したり、ホッカイロや湯たんぽなどで温めることも大切です。「冷え」を感じた時はきちんとあたためてあげましょう。
そしてそういった対処法と合わせて、「冷え」を根本から改善していくためのケアもとりいれるといいですね。

「冷え」は気温が下がる冬だけの症状ではなく、季節の変わり目の寒暖差や夏の冷房など、一年を通して悩んでいる方が多いと思います。
どの季節も内側からポカポカして快適に過ごすことが出来ますように。

ヨガで「冷え」を根本から改善していくことは可能です。
ぜひ続けてみてください。

ヨガインストラクター 杉山麻美

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